こんにちは、mabuiです。
仮想通貨の運用をしていると、開設した取引所の数が膨れ上がり、ポートフォリオが管理しきれなくなる事があるあるだと思います。
CryptofolioやCoinStatsなどの管理アプリがスマートフォンにはありますが、私はPCでも管理・閲覧できるようにgoogle spreadsheetで自作の資産管理ツールを使用していますのでそちらを共有します。我ながら丁寧に作りましたのでぜひご活用くださいw
どんなシート?
coinmarketcapからデータを引っ張ってきているので、ほぼ全ての通貨を一元管理できます!
ico中のコインも入力しておくと、上場後に値が更新されるので便利です。
またグラフを表示しているので、ぱっと見で資産の状態がわかります。
使い方
シートのコピー方法(参考にするだけの方は飛ばしてください)と
データの入力方法を説明していきます。
シートのコピー方法
まず、コピー先のファイル(スプレッドシート)を新規作成します。名前はこだわりがなければ仮想通貨管理シートにしましょう。
ファイルを作成したら、コピー元のファイルに戻って
画面右下のタブを右クリック→別のワークブックにコピーで先ほど作成したファイルを選択します。
これを「保有銘柄」、「data」の2タブで実行します。
コピーし終わって作成したファイルに移動すると、タブ名が「~のコピー」に変わっているので、タブをダブルクリックして名称変更でこの部分を除きます(名前をコピー元に揃えます)。
dataタブに移動して、データが表示されていなく、A1セルで
[不明な関数: 「CRYPTOFINANCE」]
とエラーが出ている場合、CRYPTOFINANCEのアドオンを取得する必要があります。
CRYPTOFINANCE
上記リンクからcryptfinanceをインストールし、ファイルをリロードして、
ヘッダーメニューのアドオン→アドオンを管理→cryptfinanceの管理ボタンをクリック→このドキュメントで使用を選択
dataシートA1セルの表示がLoading...になっていれば、少し待つとデータが表示されます
(仮想通貨の全データを一括取得しているため結構かかります)。
データが表示されたら、保有銘柄タブをクリックしましょう。恐らく複数行の値が#REF!になっているはずです。
スプレッドシートの仕様なのか、VLOOKUPの参照先が別シートの場合、VLOOKUPを記述しているセルを一度クリックしないと参照されないようですのでクリックしていきます。
マクロを記述しているセルは非表示で隠しているため、一度表示させます。
4と6行目の間、IとP列の間にそれぞれ三角アイコンがあるのでクリックしてください。
#REF!と表示されている列の一行目にマクロが記載されていますのでそれぞれセルにカーソルを合わせてクリックしていってください。
数字、文字列が表示されたら、表示させた行、列を非表示にしてください。
ここまでやればシートが利用可能な状態になります、ひとまずお疲れさまでした!
データの入力方法
各行に管理したい銘柄の銘柄コード、保有数量を記入しましょう。補足と区分の欄は自由記入なので、不要であれば空欄で構いません。
作り方の共有
自動計算部分はマクロのみで作っています。
時価総額表示(D5セル)
1 |
=ARRAYFORMULA(SUBSTITUTE(VLOOKUP(A5:A40,data!S2:V1500,3,false),"$","") * I1) |
VLOOKUP関数でdataシートから範囲指定でデータを取得、SUBSTITUTE関数でデータの$マークを省き、
I1セルの円ドルレートを掛けて日本円に直し、ARRAYFORMULA関数で列全体にマクロを適用しています。
dataタブ(A1セル)
1 |
=CRYPTOFINANCE("COINMARKETCAP") |
cryptfinanceアドオンのCRYPTOFINANCE関数で、coinmarketcapの仮想通貨全データを一括取得しています。
また、S~Y列ではARRAYFORMULA関数を使って、VLOOKUP関数でデータを取得しやすいように並べ替えています。
最後に
記事を読んでいただきありがとうございました!
多少でも資産管理のお役に立てたら幸いです!
スプレッドシートのリンクはこちら
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1dv-Z-Jp31UyoPk6kME6TlFUOeVk6-TWb6j3dYC8lkJQ/edit#gid=283587411