こんにちは、mabuiです。
現在IPO銘柄のチャートを一覧表示するサービスを作成中で、quandlという幅広いデータを取り扱う海外のサイトのapiから日本株日足データを取得する予定でしたが、何と無料データの配信が2017年末で更新終了していました、、、
(気づいたのは2018年9月26日現在です)
そこで今回は日本株の日足データが取得できるサイト(+α)を調べてみました!
最後におまけで日足以外の便利なデータが取得できるサイトも乗っけています。
日足データが取得できるサイト
株式投資メモ
株式投資メモ
無料で銘柄ごとにCSVで時系列ダウンロード可能です。
株価調整に対応しているようですが、少なくとも直近一ヶ月の株価では対応されないみたいです。
3562 (株)No.1
8/29の株式分割の終値調整(最後の値)が過去のデータに反映されていませんでした(9/26現在)。
6531 リファインバース(株)
リファインバースの2017/3/29の分割は反映されています。
反映タイミングまでは分かりませんが、直近の株価調整に対応するには別の方法で発行済株式数を取得して計算する必要がありそうです。
ボタンクリックでしかCSVのダウンロードができないため、プログラムで自動取得するにはselenium等のWEBブラウザ自動化ツールを使わないとできなさそうです。
銘柄ごとのページに日足データが一覧表示されるので、スクレイピングで表示データを取得することも可能です。
日足の更新時間は4時過ぎごろで、作者がTwitterで更新時のお知らせを流してくれています。
日本経済新聞
日本経済新聞
無料で閲覧できる銘柄ごとのチャート表示ページがあり、一ヶ月弱分の日足データが表示されていて、株価調整に対応している修正後終値が確認できます。
こちらはYahoo!ファイナンスと違ってスクレイピング禁止はされていなさそうです。
当日の終値も15時以降の現在値の項目を見れば確認できます。
Yahoo!ファイナンス VIP倶楽部
VIP倶楽部
月額2000円ほどで、日本株データを銘柄ごとにCSVダウンロードできます。
調整済み価格のデータがあるので、株価調整に対応できます。
時系列ダウンロードデータの決定は平日19時とのことです。
それまで当日分のデータが取得できるかどうかは分かりませんでしたが、少し遅い気がします。
有料なので直接確認はしていませんが、銘柄ごとにCSVのダウンロードリンクがあるようなので、その場合は自動取得もやりやすそうです。
こちらは商用利用不可の、私的利用のみ可になっております。
Yahoo!ファイナンスのデータを利用したい
KABU+, CSVEX
KABU+
CSVEX
Twitterの株クラスタでも活動されてるこもりばんさんが作成したサイトで、スタンダードプランだと合わせて月額1000円くらいです。
無料版の時には自分もお世話になりました。
CSVダウンロードが可能で、全銘柄まとめて1日分の日足データを取得できたり、個別銘柄ごとに取得できたり、他にもファンダメンタルデータを取得できます。
プログラムによる自動取得も対応しています。
CSVEXでは、 CSV形式、JSON形式で株式データダウンロード可能です。
株式分割併合の際に過去分データが修正されないので、そちらは自前で対応する必要があります。
データの再配信 及び 編集・加工情報の配信はできないため、私用目的のみの使用になります(例外あり、利用規約を確認してください)。
KABU+ 会員制サービス 会員登録ページ
アクセス回数上限がスタンダードプランだと1時間に4回なので、過去日足の収集には時間がかかりそうです。
quandl
quandl
残念ながら無料の日本株データの更新は2017年末で止まってしまっていますが、
有料の日本株データはあって、年1152ドルで使用可能です。
日足データではないけど便利なデータが取得できるサイト
ipo calender
ipo calender
無料のapiで上場日順に企業情報が取得できます。
また、本日上場のIPOもapiで取得ができるので、それを毎日チェックして企業情報を更新できたりします。
TradingView
TradingView
日本株のデータを利用するなら、有料会員登録と合わせて月額2200円ほどです。
データにアクセスできるapiはありませんが、自前のサイト・サービスにウィジェットを組み込む事が可能です。
終わりに
今回は個人利用でも活用できそうな無料・できるだけ少額利用のサービスを調べてみました!
日本株のデータ取得は選択肢が厳しく、調べるのに結構苦労しましたが、現状でも手段が全くないということはないことが分かりました。
自分としてはひとまず株式投資メモと日本経済新聞を合わせて活用してみようと思います。
今後もっと楽に開発できるよう、個人利用・商用利用共により良い選択肢が増えていくことを望みます。